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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[573]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 15:41:34 ID:???
ドサッ
自室に戻ると、蓮子はベッドに身体を委ねた。
天蓋付きの大仰な装飾、常に柔らかな羽毛。
自分には不釣合いなベッドだが、いい加減これも馴染んだ。
蓮子「でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。 重要なことじゃない。」
そう、そんな事より彼女が気になるのはアルシオンの現状だ。
以前より身体能力が向上しているようだが、反面精神状態はとても優良には見えない。
一触即発と喩えるべきか… 何か一つの切っ掛けで、廃人になってしまそうな危うさを感じる。
だがそう感じるというだけの話でもある。
毎週行われているドクターチェックの結果は毎回異常なしと聞いている。
何とかしたいと考えてみても、彼の身に何か異常である事を示す根拠があるでもなし。
あったところで異常を緩和、解消させる提案が出来るとも思えない。
彼女の専行は超統一物理学… エンジニアの卵でありセラピストではないのだ。
蓮子「知るか!」 ガバッ
ウーン、ウーンと思い悩んでいたが、彼女はとうとう考えるのを止めた。
理屈で考えたところで行動の否定しか出てこない。
しかし彼女はアルシオンが心配で、どうにかしたいと思っているのだ。
蓮子(だったら感情のままに行動してやんべというのが女という種独自の超理論だ。
それなら私だって女だ、理屈に反して行動してみたって誰も文句はない筈だ。)
誰に言い訳するでなく、自分自身のポリシーにそう言い聞かせ、蓮子は部屋を飛び出した。
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0ch BBS 2007-01-24