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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[783]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/14(月) 18:58:44 ID:???
ピャタコーフ「一時期は何度も自殺未遂を繰り返したらしいが、今は御覧の通り問題ない。
…もっとも脳内物質のバランスが完治せず、感情の起伏が減ったようだがな。」
スペルマン「フッ、昔からお前は感情の起伏が見えなかった。 だから問題ないだろう。」
ここでスペルマンは初めて懐かしそうな顔を表に出し、旧友を語ってみせた。
『そうかい』と興味なさそうに頷くと、ピャタコーフは店員を手招きし、紅茶と蜂蜜をオーダーした。
スプーンで蜂蜜を口に含んでから紅茶を流し込む、伝統的なロシアンティースタイルを楽しむつもりだ。
彼は彼なりに昔を懐かしんでいるのではないかと思い、スペルマンは肩の力を緩める。
ピャタコーフ「…で、そんな詰まらない事を言いに来たのか? 試合を前にして随分と余裕があるようだ」
スペルマン「ああ…」
そう言われてスペルマンは数秒間だけ口ごもった。
彼にとっての本題に繋がる話を不意打ちのように持って来られたからだ。
スペルマンはグラスの水を口に含み、下の動きを滑らかにして言葉を紡ぎ出した。
スペルマン「フロレンティア・ヴィオラは退団した。」
ピャタコーフ「ほう…?」
ここまで表情のなかったピャタコーフが眉をひそめた。
『ほう』という相槌の語尾も少し上がっており、彼の興味を匂わせた。
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0ch BBS 2007-01-24