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【伝説の】Another-CU_9【継承者】


[833]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/17(木) 17:43:01 ID:???

 ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォ

 少年は目的の肖という人物以外に用事はなく、また無意味に乱暴を働くつもりもなかった。
 しかし周囲は彼らを2人きりにしてはくれず、むしろ危害を加えようといきり立つ。
 少年も身に降りかかる火の粉を払うべく、準備運動代わりに爪先でトントンと床を叩いた。
 後で虚しくなるため弱い相手を叩きのめすのは彼の好みではなかったが、それも仕方がない。

肖「やめとけ、何人でかかろうが病院送りにされるだけだぞ。
   何と言ってもこいつは少林拳南派、洪家拳の開祖である陸亞采の直系だ。」

ゴロツキ「ンガッ!?」

肖「しかもそいつ、あの有名な無影脚の使い手でもあるからな。
   本気で蹴られたらマジで命がないぜ。」

 無影脚という言葉が肖の口から出ると、いきり立っていたゴロツキ共の数人が顔を青くした。
 中国拳法に無知なイギリス人でも、黄飛鴻の無影脚を知る者は流石に居たらしい。

 「む、無影脚…」
 「知ってるのかライナス?」
 「ああ、聞いた事がある。 かつて香港にて英国人実業家が猛犬を素手で倒せたら賞金≠ニいう
  イベントを企画したそうだ。 巨大な闘犬によって多くの挑戦者が大怪我を負い、企画は見世物として
  成功を収めつつあったが、惨状に見かねた洪家拳の達人がやむなく参加した。 その男の蹴りは
  影が映らぬほどの一瞬で犬を絶命させ、実業家と観客を黙らせたという伝説がある。」
 「伝説にしては結構最近の話っぽいのな?」
 「と、ともかくだ… そいつが無影脚ってのなんだよな?」
 「恐らく間違いない。 奴がその使い手ならば、我らに勝ちの目は欠片もあるまい。」
 「つ、つまり…」

肖「俺とこいつの二人だけで話をする、お前らはどっかいっといた方が身のためだって話さ。」


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0ch BBS 2007-01-24