【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

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【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

[110]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2014/05/08(木) 21:01:59 ID:???

神「ふぅっ！　流石に100パーセント完璧とは行かなかったけど、結構な確率でゴールに入れられるようになったね」

滝「ああ……だけどなんか俺昨日から足引っ張ってばっかだったな。すまん」

神「いいよいいよ。今までは私が滝の足引っ張る事が多かったしたまにはね」

　まだ未完成ではあるがシュートを形に出来た事が余程嬉しかったのか、神は滝の謝罪に笑顔でそう切り返す。

滝「しっかし、俺がしくじった割にびっくりする程上手くいったな。正直午前で形になるとは思ってなかったぞ」

神「私も自分で驚いてるよ。なんか練習しまくったおかげで基礎的なキック力も少し上がった気がするし」

　そう、昨晩から延々とオーバーヘッドを繰り返してきた神は、知らず知らずの内に僅かながらキック力を上昇させていたのだ。
　前日の練習試合終了時から考えれば万々歳の成果であろう。

滝「ともあれ、これで明日のAとの試合に向けて大きな武器が一つできたな。
　　……そういやお前、このシュートに何か名前とか考えてるのか？」

神「そりゃもうばっちりですよ。名付けて――」

　滝の問いに、神は胸を張りながら新シュートの名前を発表する。

前次写

0ch BBS 2007-01-24