【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

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【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

[219]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2014/05/17(土) 23:44:08 ID:???

神（うわっ、なにこれすっごい打ちやすい！　これなら！）

　一方、今までお世辞にも上手くない滝のパスでも十分な成果を出してきた神にとって今回の滝のパスは圧倒的に打ちやすかった。
　結果午後になってからの神はほとんどミスする事無く滝のパスをゴール枠内に叩き込み続ける事が出来た。
　わざわざ確認するまでもない程に完璧な成果である。

滝「――ふう、枠内にほぼ九割方はいるようになったし練習はこんなもんだな」

神「え？　じゃあ……」

滝「ああ。こんだけ出来りゃ完成したって言って良いだろ。正直一日でここまで完璧になるとは思わなかったぜ。
　　よっぽど息を合わせやすかったんだろうな」

　タイミング合わせが難しいブースター系シュートをこうもあっさり完成させる事が出来たという事は余程相性が良いという事なのだろう。
　昨日はお気楽になんとかなると言っていた神に半信半疑だった滝だったが、今ははっきりとそう確信出来た。

神「そりゃあ私と滝だもん。当たり前じゃん」

滝「ま、そういう事なんだろうな」

　当然といった様子で笑みを浮かべる神に微笑み返しながら、滝は今までにない充実感を感じながら午後の練習を終えるのだった。
　なお、ここまでの練習でパスとシュートを連発し続けた二人がそれぞれ基礎能力も伸ばしていた事をここに追記しておく。

▼「スパイラルブースター」が完成しました
▼滝のパスが＋1、神のシュートが＋2されました

前次写

0ch BBS 2007-01-24