【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

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【ようやく】ライ滝第三十話【ヒロイン】

[626]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2014/06/11(水) 23:03:51 ID:???

Ｕ良太郎（無意識にだろうけど、さっきからちょっと左足に重心が傾いてるね。僕と接触した瞬間に倒れるつもりかな？
　　　　　フフッ、僕を相手にそんな安い釣り針を垂らしたこと、後悔させてあげるよ）

　デュークの行動を完全に読んだＵ良太郎は、まるで気づかぬ素振りをしながらデュークに突っ込んで行く。

デューク（来たな……よし、今だ！）

Ｕ良太郎「（とか、思ってるんだろうね）そらっ」

　そして二人が交錯する寸前、Ｕ良太郎は勢いよくバックステップした。

デューク「うわあっ！――ってあれ……？」

　Ｕ良太郎がバックステップするなどと考えていなかったデュークは予定通り勢いよく転倒するが、
当然誰がどう見てもその光景はデュークの自爆であった。

滝「……またやりやがったあの野郎」

ゼェェェェェット！！

　そして日頃の行いからしてデュークが勝手に倒れた理由は明白であり、審判の雄叫びが高らかに鳴り響く。

デューク（あ、これ不味い気がしてきた）

前次写

0ch BBS 2007-01-24