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【輝夜が負けたら】鈴仙奮闘記17【腹筋させます】


[279]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/05/08(木) 22:26:22 ID:???
実況「ブローリン選手、ついにてゐ選手と1メートル程の距離にまで近づきました!
てゐ選手、絶対絶命のピ〜〜〜〜ンチ!!」

輝夜「ちょいちょい私の名前呼ぶのやめてェー!?」

慧音「落ち着け輝夜姫! あいつは「カグロット」と言ってるだけであって、決して貴女の名前を呼んでいない!」

輝夜「アンタノリ悪いわね!? っていうかてゐが死んじゃ〜〜う!?」

この場に居た誰もが――基本楽観主義者の輝夜すらもが、てゐの死を覚悟していた。
何しろ神と融合したことにより、究極生物をも圧倒出来るまでのパワーを身に付けた戦士すらも、
恐らくは今のブローリンの前ではサッカーボールに成り果てるのだから、
それよりも圧倒的に弱い、人に幸運を齎す程度の能力しかない妖怪兎など、ミンチはおろか蒸発してもおかしくはない。

てゐ「(――「テキトーに」ぶつかりあったら、ね)」

ギュンッ! シュピッ!

ブローリン「なんだぁ…?」

その異変に真っ先に気付いたのは、当事者であるブローリンだった。
何しろ、間もなく血祭りにあげられる筈であったてゐの姿が消失しているのだから、流石に訝しまざるを得なかった。

ブローリン「お前が闘う意思を見せなければ、俺はこのスタジアムを破壊し尽くすだけだぁ!」

ギュインギュインギュイン! バギュウウウウッ!!

虫けらである筈の敵が消えた事によるストレスに耐えられなかったブローリンは、
八つ当たりと言わんばかりに気を溜めながら、フィールドを踏みつける。
そうなると、フィールドには再び直径30メートル程のクレーターが出来あがるのだが、
それでもてゐが現れる気配はない。 ――それもその筈だった。


0ch BBS 2007-01-24