【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

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【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

[296]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 01:02:31 ID:???
有栖　菜々子
「クロスを上げる前の、大きく右足を振りかぶる感じがカッコイイわぁ～。
そうねぇ……弓手、いや、シャープシューターって感じぃ～？」

君代　命
「シャープシューター、ですか……いいですね、その名前。
使わせて貰いますよ、シャープシュター！」　ｷﾗｷﾗ

有栖　菜々子
「どうぞどうぞぉ～？
（ホントに採用しちゃったわぁ～……恥ずかしくないのかしらぁ？）

君代　命
「諏訪社のシャープシューター、君代　命！　打ち抜きます！
あっ略してS.S.Mとか名乗るのもいいですね……」

こうして私たちは菜々子先輩と共に練習し、試合前最後の練習をしたのでした……。
このクロスボール、そしてボール遮断能力……やれる、ハズです！

有栖　菜々子
（もう、あとは命ちゃん以外のチームメイトの出来次第ねぇ～。
……でも、地方ですら勝ち抜けるのかしらぁ？　ほとほと心配ねぇ～……）

菜々子の胸に広がる不安。
――長野と言う山を越えれば、広がるのは魑魅魍魎跋扈する全国の舞台。
日本中からバケモノと言うバケモノを寄り集め、その潰し合いを見て楽しむコロッセオ。

血の代わりに汗を流し、観客から降り注ぐ万雷の拍手は勝者にのみ降り注ぐ。
最後までこのコロッセオに立ち続けられるのは、全国の頂点ただ一校。

――東京、ここにも一つの怪物があった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24