【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

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【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

[628]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/07/17(木) 23:54:59 ID:???
君代　命が選んだ遅攻。
本来彼女にノーマークでボールを持たせるなど、あってはならない事態のはず。
だが、それをしなければならない理由が――コントのような理由だが――あった。

とは言え、先ほど見せたあまりに理不尽なアーリークロス。
100の距離を0にする、あまりに理不尽な一射は十分以上の恐怖心を抱かせている。
本来中央を一手に掌握しなければならない福路　美穂子が、サイドのケアに駆り出されていることからも明らか。

彼女がこの風越中学校でキャプテンマークを巻けているのは、技術力の高さや人望の高さだけではない。
――彼女にしか出来ない、この技術の為。

文堂　星夏
「キャプテン！」　ﾀﾞﾀﾞｯ

風越の6番
「福路キャプテン！」　ﾀﾞｯ

風越の10番
「来たぞ」　ﾀﾞﾀﾞｰｯ

福路　美穂子
「みんな……ありがとうね」

押っ取り刀で駆けつけてきた四人を、アイコンタクトとハンドサインだけで有機的に守らせる。
……見るからに攻めづらそうな、息の合った連携を途端に見せる風越に困惑。

君代　命
「急に動きがよくなった、いや……動きに統一性が増した！？」

ボランチさん
「命、俺はここにいる」　ｽｯ

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0ch BBS 2007-01-24