【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

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【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

[635]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/07/19(土) 05:28:32 ID:???
あまりの非の打ち所のなさ故に、人から疎まれてしまう。
特に上級生、同級生からは顕著なものだった。

けれども、彼女が三年生となり――
その献身的な態度に加え、チームのことを第一に考え、高い技術力を誇る彼女を
風越監督が見出しキャプテンに据え、ついにその才能は開花した。

いや、元々開花はしていたが――咲き誇る事をしなかった、と言った方が正しいのだが。
とにかく彼女はすぐにチームをまとめ、古豪と言われ年々落ちていくチームのクォリティを取り戻しつつあった。

――彼女の指揮する風越守備陣に穴は無い。
高い観察力に加え、チームメイトの事を知り尽くした指示。
勿論彼女本人のボールカット力も低くは無い、女性特有の身体能力に低さを補う程度には。

チャ･ザ神
（どうするんですか命ぉ、穴が見当たりませんよぉ？）

君代　命
「穴がないなら――射抜くだけです、このシャープシュートで！」

福路　美穂子
「させないわ、私達の三年間――終わらせるわけには行かないの！」
（もう少し……もう少しで片目が使えるわ、それまで何とかスコアレスで済んで……！）

文堂　星夏
「守りでも攻めきるんだ、ここで縮こまるような練習はしてきてない！」

風越監督
（頼むぞ福路ィ……！）

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0ch BBS 2007-01-24