※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
アレな艦娘と提督のスレ
[739]>>737京ちゃんでもいいぞ!>>738なんでそんなにゲテモノ率高いんすか先輩… ◆2pV1gRdG.o
:2014/06/01(日) 23:39:25 ID:???
提督「そうだ、マドレーヌを作ろう!おやつを作って餌付けと言うわけだ」
愛宕「悪くないかもしれないですねえ」ウフフ
後に愛宕はこう語った。
「あの時、私が提督の背を押していなければ…。料理の腕を確かめていれば、あんな惨事にはならなかったでしょうね」
と。そして、その表情は惨憺たるものだった。
イチサンマルマル。提督は自室に戻った。
食材は朝方に一人で買い込んだものがずらりと並べてあった。
この買い物は、私事だからと一人で買いに行ったのであるが…。それもまたまずかった。
後に陸奥はこう語った。
「せめて誰か付いていけば…変なアレンジ用の食材はなかったんじゃないかしら」
と。
イチサンイチゴー。提督がマドレーヌの作成に取り掛かり、数分が過ぎた。
楽な作り方として、ホットケーキミックスを使うものがあったが、提督はそれを選ばなかった。
手間のかかる作り方でなければ、心は伝わらないと思ったのだ。そしてその判断も大失敗だった。
イチサンサンマル。提督の私室からの異臭を、通りかった大潮が嗅ぎ付けた。
その事実は執務室にいた愛宕と最上に伝えられるが、マドレーヌを焦がしたのだろうと聞き流してしまった。
後悔を交えつつ、最上は遠い目でこう答えた。
「焦げてたら焦げた匂いって言うよね。変な匂いだなんて、言わないよね…」
イチサンゴーゼロ。提督が執務室から、正気を失わせるような何かを手に携え、姿を現した。
この事件こと、『鎮守府マドレーヌバイオハザード事件』の本当の意味で始まりの瞬間であった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24