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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】


[164]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/07(土) 22:11:16 ID:???
鈴仙は蹴り抜く際の照準を、「ゴールのど真ん中」と設定していた。
未だこのシュートにはコントロールに難がある。そのため、3点目を決める為には正確に枠内を穿つ必要がある。
ここまでは良かった。 しかし、鈴仙は『ゴールを決める』という行為の中で、一つ重要な事を失念していたのである。


ガレリ「しゅ、シュワッ!? ……と?」

バチン! ポーンッ……。 ――ピィイイイイイイイイイイイイッ!

――シュートは果たして狙い通りゴールのど真ん中へと進んで行ったが、
生憎とゴールのど真ん中には、選手が一人立っていた。
その選手――ガレリもまた他のスウェーデンのDF陣と同じくシュートの軌道に気付けなかったが。
『幸運にも』彼はシュートコースのど真ん中に立っていたため、シュートが身体に的中。
決してパワーには優れぬ鈴仙のシュートは、それが原因で枠外へと弾んでいき――。
やがて、ルナティックスのコーナーキックを告げる笛が鳴り響く。

永琳「(信じられない……!? まさかあの子、『サッカーにはゴールキーパーという選手が居て、
その選手はゴールの中央に位置してシュートを防ぐ』というサッカーの基本ルールを失念していたんじゃぁ…!?
近くで見るに、そうとしか思えない蹴り方だったわよ……!?)」

鈴仙「(あっ……!? ああ、あああああ〜〜〜〜っ?! わ、私のバカ〜〜!?
折角枠内に入れる自信は付けても、敵さんにぶつかるようにシュートを撃っちゃ意味がないじゃない…!?)」

てゐ「れいせーん、髪の毛ぐしゃぐしゃし過ぎ。 ハゲるよ〜
(……とはいえ、私も疲れちゃった。 無理しない限り、これでこの試合の『アレ』は撃ち度めかなぁ)」

実況「ああ〜〜っ! 鈴仙選手、絶好のチャンスで最強のシュートを撃ちました! 撃ちましたが…!
これはガレリ選手のファインセーブ! 辛うじてシュートを弾いてルナティックスのコーナーキックに持ちこみます!」

ガレリ「(ブローリンの偉大な潜在パワーが、死の淵から俺達を守ってくれたのか……)」


0ch BBS 2007-01-24