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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
[294]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/06/10(火) 22:29:32 ID:???
鈴仙「…………!」
酒の肴にもならぬこの記事から、パスカルは一つの有力な仮説を打ち出した。
この仮説は行間を読んで行けば、こうも仰々しく言わずとも明白だったのかもしれない。
しかし、彼はこうして言わざるを得なかった。
行動よりも先にひたすら考える。
これが「オールドタイプ」として生きると誓った、アラン・パスカルの在り方だったのだから。
鈴仙「……確かに、幻想郷きってのスーパーシューティングプレーヤー・博麗霊夢の弱点はスタミナだって、
結構昔の大会とかじゃあ言われて来たわ」
果たしてパスカルの推理は、その事情を知る鈴仙によって大きく裏打ちされる。
しかし、ここで鼻を高くせずに、パスカルは別の可能性も考慮していた。
パスカル「……成程。 とはいえ、この説にはもう一つの可能性があるが」
鈴仙「……それは、ここまでパスカル君の話を聞いていたら私だって分かる。
――つまり、『光の三妖精は、体力に優れているとは言えない』という前提が崩れている場合、でしょ?」
パスカルは首肯する。
どうやら適度に頭が良く適度に単純な鈴仙は、探偵小説の助手役に適任のようだった。
パスカル「……そうだ。 妖精大連合はキスギが影響を与えていると聞く。
俺はこう見えて、奴を高く評価しているんだが。
奴の天衣無縫さが、妖精達の本質と噛み合えば、あるいは……その可能性も在り得ると思っている。
――もっとも、このどちらが本当なのかは、この記事だけじゃあ判断出来ないけどな」
博麗霊夢が脆弱さを併せ持つ選手なのか、それとも光の三妖精のスタミナ不足は過去の話なのか。
その疑問だけが宙ぶらりんになるも、しかし花果子念報の記事は鈴仙達に新しい視点での気付きを与える。
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0ch BBS 2007-01-24