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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】


[296]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 23:01:35 ID:???
〜2日目午前・固定イベント〜
【慧音先生の補習講座】

鈴仙達永遠亭ルナティックスが、記念すべき大会第一試合へと臨むべく竹林を闊歩する中。

ウサギ達「「「ふぁ〜あ……」」」

名無しウサギ達の数名は、どこか寝ぼけ眼であり、心ここにあらずと言った様子だった。

てゐ「お〜い、歩きながら寝てると迷子になるよ〜っと」

鈴仙と共にしんがりを務めるてゐはいつも通りの暢気な声色で、
しかし緊張感と厳しさを籠めた風にウサギ達を指導する。
鈴仙はそんな様子が気になって、

鈴仙「ねぇねぇ。 どうして皆こんな眠そうなの? ……まさか、緊張して眠れなかったとか?」

てゐ「んー、それは……」

慧音「済まない。 実は私の仕業なんだ」

何気ない問いかけであったが、言い淀むてゐ。
そんな鈴仙達の会話を聞いていたからか、慧音が前から割りこんで来る。
慧音は少し申し訳なさそうに、鈴仙へと弁解を始めた。

慧音「実は、君の所の名無しウサギ数名に守備能力のコーチングを頼まれてしまって。
永遠亭のウサギ達を無断で借りてはなるまいと、最初は私も断っていたのだが。
――昨晩になるが、とうとう私の方が折れてしまったんだよ。 彼女達の熱い闘志にね」

鈴仙「あら、そんな…! そんな事、全然気にしなくて良かったのに」

慧音「……正直に言うと、それだけが理由ではないのだがね」


0ch BBS 2007-01-24