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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
[367]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/06/14(土) 01:34:08 ID:UfK51b7c
E:「うーん。 それなら、少しフォーメーションを検討し直してみましょうか」(更に分岐)
鈴仙はパスカルに突っ込まれて、少しだけ自信を失っていた。
確かに、このフォーメーションも良いとは思ったが……そう言われると、やはり駄目なような気もする。
鈴仙「……うーん、それなら、少しフォーメーションを検討し直してみましょうか」
鈴仙は頭をくしゃりと掻いて、出来るだけあっけらかんな風を装って皆に告げる。
パスカル「(……おや、意外だな。 ここは何かキャプテン代行として、もう少し自説を固辞するべきシーンと思ったが)」
パスカルにとっては、そんな鈴仙の対応が少し意外だった。
確かに、自分は鈴仙のフォーメーション案の欠点を挙げて意見を言った。
しかし、ことフォーメーションについてはどう組み立てても欠点が生じるべきものであるし、
パスカルとしては、鈴仙がその欠点を認識した上で、対応策を講ずるなり、
潔く切り捨てるべきものであると考えていた。
てゐ「(鈴仙、こうした立場で人に言われるの慣れてないだろうしなぁ……。
たぶん、民主的に意見を取り入れようとは思ったのかもしんないけど、
折角アイデアを考えたんだ、もうちょっと言っても良かったんじゃぁ……)」
てゐはこんな鈴仙の態度を少し咎めつつも、同情するような表情を浮かべる。
それは意外にも、後ろでやりとりを傍観していた輝夜も同じだった。
輝夜「(――うーん。 ちょっと考えの出し方。つまりは選択肢が悪かったのかもしんないけど、
イナバが言った通り、良い点もあるフォーメーションなんだから、もうちょっと押しても良かったわね。
……って、えーりんだったら言う場面ね、こりゃ)」
ここは、『フォーメーションの持つ欠点に対してどう折り合いを付けるか』、と言った論旨であり、
『このフォーメーションは変更すべきである』という論旨では必ずしもなかった……と、彼らは認識していた。
しかし現実には、パスカルの口調があまりに厳しかった為か、鈴仙の脳裏に浮かんだ選択肢が弱かった為か。
その理由は分からないが、彼らと鈴仙との間に僅かばかりの誤解を生む結果となる。
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0ch BBS 2007-01-24