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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
[460]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/06/15(日) 21:23:27 ID:???
★お燐の情報→ スペードA ★
スペード→旧都にある面白アイテムの店の話だった。
お燐「旧都は最近、人妖の交流が増えて賑やかになったねぇ。
その影響か、旧都にもたっくさんあたいオススメのお店が出来たんだけど……」
元来が喋り好きなのだろう、お燐は鈴仙が聞いているかも気にせず、
得意の人懐っこい笑顔を張りつけたまま、
まさしくマシンガンの如くペラペラと、旧都の面白ショップ情報をぶちまけていく。
お燐「特にあたいが気に入った店があってね。いや、お店そのものは単なる何でも屋……。
地上で言うと『香霖堂』みたいな感じなんだけども、品ぞろえが豊富で良いんだよ。
どこで仕入れてくるのか、値段も地上の道具屋よりも安いし、
たま〜にレアなアイテムも揃ってるから、きっとお姉さんも気にいると思うよ〜」
鈴仙「(地底のお店、ってだけでアングラな臭いしかしないんだけど……)――そ、そう。
それなら、今度地底に行く時にでも寄ってみよう……かな?」
お燐「あははっ。 そんな風に気を遣ってくれるのも珍しいし、凄く嬉しいけどさ。
正直、地底のお店ってだけでもアングラな臭いしかしないでしょ? だから、無理しなくても良いよ」
鈴仙「ふ、ふえっ!? 心を読まれた!?」
お燐「あたいはさとり様じゃないし、そんな器用な芸当出来ないよ。
ただ……地底って言うと、そんな風に考えられる事も多いって事さ」
鈴仙「お燐……(――地上より忌み嫌われし地底の妖怪。
そう言われる方も、それなりの苦労はしてるって事かしら……)」
そんな素振りは決して見せないものの、お燐の言葉からは僅かな悲壮感が滲みでているように思える。
地底と地上との交流が復活したとはいえ、まだまだ互いに不要な誤解や偏見も多い。
これからは、彼女達への考え方を改めていこう。 鈴仙はそう思った。
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0ch BBS 2007-01-24