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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】


[573]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/17(火) 23:25:05 ID:???
★鈴仙→パス 49 ( クラブ4 )( 2 + 2 )=53★
★わかさぎ姫→パスカット 43 ( スペード8 )( 4 + 3 )=50★
≧2→ てゐ、パスキャッチ。

わかさぎ姫は飛んだ。重力に支配されたこの大地から解き放たれる為に。
尾びれに力を入れると、それに応えて尾骨はメリメリと軋み、
空を飛ぶと、その浮遊感だけで脳髄はフラフラと歪む。
しかし、それでも彼女はその瞬間、まるでゴムまりのようではあるが浮いていたのだ。

わかさぎ姫「やった、やったよ……! お父さん、お母さん。 私、飛んでるよ……!!」

体組織の崩壊も、この瞬間の喜びに比べれば何と言う事はない。
果たして、自分の身体が後何回この苦行に耐えるかなど、考える必要は無い。
今自分が飛んでいる。その事実こそが重要なのだ。
……しかし、そんな彼女にも一つだけ考えるべき事があったとすれば。

ヒュルルル……ポムッ。

てゐ「ほい、おつかれさ〜ん」

実況「わかさぎ姫選手、跳ねていますがその場所は鈴仙選手が放ったパスコースとは全く関係がありません。
ボールは全く何の問題も無くてゐ選手に渡りました!」

わかさぎ姫「あ、あれっ!? そういえば私、サッカーしてるんだった!?」

――自分が今、何のために飛ぼうとしていたのか。その目的については、彼女は考える必要があった。


0ch BBS 2007-01-24