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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】


[725]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/24(火) 23:57:32 ID:???
そのため、リグルがボールを押しこまんとする方向とは逆方向に、
ボールを押し出す妹紅との対峙は必然だった。
そして、勝負がこうして正々堂々のフィジカル対決となってしまった以上
……リグルの敗北もまた、必然と言っても良かった。

妹紅「……だけど。 それなら私が圧力で――勝るッ!!」

リグル「えっ……? う、わぁあああ〜〜〜!?」

ガギイイイ……ッ! ――ドゴオオオオオオオオオオオオオッ!!

空中に居る間にも、みるみる内にリグルは妹紅に押し返されて行き、
やがてはボールごと大きく後方へと吹き飛ばされる。
元々体格もジャンプ力も妖力も、全ての分野で妹紅が優れていたのだ。
……しかし、解説者ならばともかく、まだまだ精神的に幼いリグルにはそんな事が分かる筈がない。

リグル「うっ、うえええええっ……!? ど、どうして決まんなかったの……!?」

ルーミア「ドンマイドンマイ。 次に決めれば良いよ〜」

ミスティア「そうよ〜♪ 私だったらとっくに焼き鳥になってたし〜〜♪」

友人のルーミアとミスティアに慰められつつも、半べそをかいたまま後方へと戻って行くリグル。
こうして雑魚妖怪チームの最初の攻撃は、実を結ばぬまま終わる事となるが……。


0ch BBS 2007-01-24