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【目指せ】ミサト監督の挑戦3【J2】


[690]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/07/13(日) 10:41:39 ID:???
レイは、ペトレスクに一声かけると公衆ゾーンに呼び出した。
レイ「…単に押し倒されて殴られようとしただけ…。碇くん達は何故あんなに怒ってるの?」
ペトレスクは苦笑し、言った。
ペトレスク「それはな、何かあったんじゃないか、と不安なんだよ。」
レイ「…実際に何も無かった。赤城博士もそれを分かっている。」
ペトレスクはレイの頭を撫で、落ち着かせるとゆっくりと言葉を選んで話した。
ペトレスク「大丈夫だ。すぐに誤解は解ける。」
ペトレスクはオルランドを呼ぶと、オルランドにこの問題についてはシンジ、アスカ以外は介入しないよう
したほうが良い、と言った。
オルランドはペトレスクの言わんとするところをよく理解した。
自分達が問題にしても無責任な噂を流される。とあらば、レイに近い関係を持つ二人に解決に当たらせるのが上策。
そして、アスカ、シンジが対応を誤ったら、監督達と、自分達大人が正せばよい。
ミサト、加持、リツコはその位には信任を得ていた。
オルランド「…暴発する奴がいなけりゃいいな。」
ペトレスク「皆、優しい奴らだからな…」
潔癖な少年の価値観では、ローレンスは唾棄すべき男だ。
だが。加持達が言ったように、勝手な正義感を振りかざして私刑に処すのは大人の価値観ではなかろう。
オルランド「今から俺がぶちのめして来ようか?」
オルランドの軽口に、ペトレスクは笑いながら言った。
ペトレスク「お前は俺にアルバトロスのキャプテンをさせるつもりか?」
オルランドは笑い…
オルランド「年寄りよりは、若い奴がいいでしょ。先人の遺産は大切に、そしてこれからの明日は若い者に。」
と言った。
レイ「……」
大人の男というのは、こうしたものなのだろう。レイはなんとなくそう考えた。


0ch BBS 2007-01-24