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【目指せ】ミサト監督の挑戦3【J2】
[906]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 11:04:05 ID:???
太田「失恋ねぇ…」
冬馬「お前はいいよな…鬼丸と…」
太田は肩を落としながらぽつりと言った。
太田「…おかみさんから消去法で選ばれ、かつ本人も『貰い手無いから太田さんでいいか』だぞ?
ロマンスのカケラもねぇ…」
太田。彼もまた女性にロマンスを求めたい男だった。が。現実は全く違った。
美輝の母、真紀子の軽口に「美輝ちゃんが承諾すれば。」と返したのが間違いだったのだ。
まさか美輝が承諾するとは思わなかった。
太田の誤算はその一言に尽きる。
冬馬「そ、そうか…すまん…」
どんより落ち込む二人。
太田「…戦隊モノみたいな出会いでなくていい…もっとロマンスを感じさせるような…」
冬馬「普通に…守ってやりたくなるような女でなくていい…ロマンスを感じさせる恋愛がしたい…」
恋愛のれの字もない。
アーバックル「Hello.Toma,Akihiko.」
冬馬「監督…」
ぽてぽてと冬馬の膝の上に乗る。この猫監督にとって冬馬の膝は寝心地の良い枕のようなものらしい。
アーバックル「Romance?」
ぐちぐちと話し合う二人に、アーバックルが顔を上げる。
太田「監督はどう思います?ロマンスについて。」
アーバックルの答えは、単純極まりなかった。
アーバックル「Sex.」
これ程明白な答えもあったものではない。
最終目的はそれであるにしても…。しかし、アーバックルのように動物であれば行為に価値を見出し、過程に価値は見出さないものだろう。
猫の雄は、発情期の雌に求婚する義務がある。アーバックルにしたら、それを言ったに過ぎない。
二人は肩を落とし…アーバックルにラザニアをやると花見町をぶらついた。
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0ch BBS 2007-01-24