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【目指せ】ミサト監督の挑戦3【J2】
[964]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 23:55:50 ID:???
ペトレスクは、日本に特別な関心は無かった。
日本といえば、オランダ軍がインドネシアで日本軍から手痛い目に遭わされた、という位の認識だった。
それでもその自分が、まさか日本に留学する事になろうとは考えもしていなかった事である。
大学生活は楽しかった。
白人というだけでそれなりにモテたし、そうした軽薄な女性と関係する事は、ペトレスクの男としての満足もあった。
サッカーも楽しかったし、当時の日本は全く大したレベルでなかったので、本国で落ちこぼれだった自分でも十二分に通用した。
…中には本物もいるもので、一度大会で犬の前身と当たり、片桐にコテンパンにのされた事もあったが。
ペトレスク「(あのFWは、試合中の事故で引退したと聞いたな…。)」
犬リザーブス戦でマッチアップした、天ヶ瀬冬馬。彼は何故かそのFWとダブる。
不真面目であった自分が、これまでサッカーを続けてこれた原動力は、あの悔しさからだろう。
当時の自分を考えると随分勿体無い事をしていたものだ。
女性と関係を持つより、自分を高める方向に向いていれば今より良い選手であっただろうに。
ペトレスク「(…確か大学の四年の時だったか。彼女と会ったのは。)」
大学のサッカー部の花見の席。酔った自分が桜の枝を折った時に強かに一撃を貰ったのだ。
ペトレスク「(今思い起こしても笑える。)」
そこにいた田舎娘…少なくとも、自分が関わり合った女性とは異質な存在が、自分に一撃を喰わせたのだ。
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0ch BBS 2007-01-24