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【綺麗になった】ライ滝第三十一話【汚くなった】


[136]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2014/07/15(火) 22:23:27 ID:???

U良太郎「やれやれ、僕もう今日は休むつもりだったんだけどなぁ……先輩も機嫌最悪だし、散々だよ」

良太郎(ごめんね、ウラタロス。モモタロスにも後でもう一回謝っておくよ)

 こうしてAグループの面々がブーストスキルを発動させ終わるのとほぼ同時に、U良太郎がベンチへと戻ってきた。
 なんというか明らかにやる気なさげな様子である。

U良太郎「別に良太郎が謝る事じゃないよ。僕を酷使するって決めたのそこのもみあげ君なんでしょ?」

甲児(Z)「も、もみあげ君って……ひょっとして俺の事か?」

U良太郎「君以外に誰がいるっていうのさ。ま、僕は先輩と違って大人だからキャプテンの指示には従うよ。
     けど釣りにはタイミングがあるって事は覚えておいた方が良いかな。リールの引き時を見誤ると、大物を逃がしちゃうよ?」

 眼鏡をクイッと指で押し上げながら、U良太郎は不敵な笑みを甲児(Z)に向ける。

甲児(Z)「む……そんな事は分かってるさ。
      良いかみんな、良太郎がサイドバックのままな以上こっちのフォーメーションは前半から変更なしだ。
      前半を見る限り実力に差はねえ、必ず逆転できる! 練習試合だからって妥協はなしだ、勝ちに行くぞ!」

Aグループ一同『おう!』

 こうして、多少のごたつきはあった物のAグループの作戦会議は終了するのだった。


▼Aグループのフォーメーションに変化はありませんでした


0ch BBS 2007-01-24