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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/07/09(水) 22:18:29 ID:???
リグル「さあ幽香、フリーキックだよ! ここは絶対決めようね……って、あれッ、幽香!?」
幽香「はぁ、はぁ……。 ごめんねリグル、皆。
薄幸の美少女特有の持病の、貧血とシャクと虫歯と腰痛と不眠症と花粉症と水虫が出ちゃったみたいで……」
実況「ああ〜っと、フリーキックを前にしてどうやらアクシデントです!
幽香選手が特に何もしていないのに痛々しげにフィールドに倒れる〜! その唐突さ、まるで演技のようです!」
――まっさきに異変に気付いたのは、リグルとルーミア、そしてミスティア。前衛のFW三人組だった。
実況のアナウンスが流れるなか、彼女達は慌てて幽香の下へ駆け寄っていく。
リグル「う、うええっ……!? 何だか良く分かんないけど大変そう……! 死なないで、幽香!?」
ミスティア「(病気に)まけないで〜も〜う〜すこし〜〜♪」
ルーミア「そーなのかー」
疑う事を知らない子どもなリグルに、歌う事以外特に何も考えていないミスティア。
そして暢気にたゆたうルーミアは、幽香が怒っている事についてもあまり認識していない程鈍く。
現に、100人中1000人が演技と見破れるレベルである、
幽香のわざとらしい儚い少女アピールに見事に引っかかっている。
……面白半分で、わざと引っかかったフリをしているような者もいるが。
ルーミア「(…………)それは大変だねー。 もう交代しちゃった方が良いんじゃないの〜?」
幽香の内心を知ってか知らずか、しれっと幽香の望むように場を誘導するルーミア。
今の幽香に必要なのは、変身の為の僅かな時間だった。
幽香「そうね、そうさせて貰うわ……(ハーフタイムと違ってあんまり時間がないから、急いで着替えなきゃ!)」
シュバッ! シュバババッ! タタタタタタッ!
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0ch BBS 2007-01-24