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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[227]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/07/13(日) 23:11:18 ID:2I7pmLTg
スペード→パチュリー「フフ……。 師〈マスタ-〉たるもの、弟子の様子はしっかりと見ておかないとね」鈴仙「パチュリーさん!」
鈴仙「(あっ、あの明らかに浮いてる紫色の人は……)」
暫く歩いた鈴仙の目に入って来たのは、パブリックスペースであるにも関わらず、
まるで自室の書斎であるかのように場違いな紫色のガウンを着こんだ少女。
……と、その隣で必死にメモを取っている赤髪の少女の二名。
紫色の少女は、赤髪の少女に何やら熱弁をふるっているようだった。
パチュリー「……良い事? ここでクライフは『ボールを動かせ、ボールは疲れない』と言った。
それがどういう意味か分かるかしら?」
小悪魔「え? えーっと……。 要するに、『パスワークは大事だよ』…って事でしょうか?」
パチュリー「はぁ〜。 貴女、やっぱり全然分かってないわね。
これはつまり、クライフがプレイしていた70年代のポゼッション理論に基づいて、
試合中の頻繁なパスの交換や運動量の増加、その他諸々の議論を理解した上での、
ネッツァーを中心とした当時のドイツサッカーとの比較の上で……」
小悪魔「は、はぁ……(良く分かんないけど、パスの交換や運動量の増加って、
つまりはパスワークを大事にする、っていう事なんじゃないかなぁ……)」
鈴仙「…………あのー、パチュリーさん?」
少しだけ話しかけ辛さを感じたが、今さら気にするような仲ではないと思い、
鈴仙はパチュリーと小悪魔の会話(と言う名の講釈)に割り込もうとする。
割り込まれたパチュリーは最初、偉く不機嫌そうな顔をしていたのだが……。
パチュリー「……あら、鈴仙。 こんな所で奇遇ね」
話掛けて来たのが鈴仙と知ると、少しだけ不機嫌な顔になる。
小悪魔は相変わらずの柔和な営業スマイルを鈴仙に向けてくれた。
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0ch BBS 2007-01-24