※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】


[251]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:55:38 ID:???
――更なる混沌を紡ぎ出すのだから、性質が無い。
しかし、この中にも一人だけ例外が居た。
控室を兼ねるロッカールームのベンチで、一人寂しく静かに休息を取る蛍妖怪、
雑魚妖怪チームのエースストライカーにして(名簿上は)キャプテンの、リグル・ナイトバグだった。

リグル「…………(折角すごい練習して覚えたのに、全然決まらないよ、ネオリグルキック……!
おかしいよ。 努力すれば必ず報われるって、レティも白黒も、通りすがりの変なヤツも言ってたのに、
全然報われてないよ……!?)」

折角練習して新技を編み出して、前半の終了間際には輝夜の転倒という大チャンスを前にしても、
リグルはこの試合なおも無得点。 試合開始前にひっそり意気込んでいたハットトリックは夢のまた夢。
努力をしても、それが報われるのは一握りの者だけ――そんな残酷な現実に目を向けざるを得なくなったリグルは、
うっすらとその瞳に涙を浮かべる。

謎の向日葵仮面「(リグル……)」

そんな様子を見ていた謎の向日葵仮面は、リグルに対して何か言葉を発そうとするも。

謎の向日葵仮面「おいクソガキィ、何泣いてるわけ? ぶっ殺すぞォ……?」

リグル「ぐ、ぐすっ……。 な、泣いてなんかないもん」

今の謎の向日葵仮面には、相手を挑発し陵辱するような言葉以外が湧いて来ない、
それは見知らぬ助っ人に対して、舐められないよう気丈な態度を振舞う、
リグルの健気な様子を見ても同様だった。
――同様ではあったが、謎の向日葵仮面からは何故だか言葉が溢れ出る。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24