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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[252]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/07/16(水) 00:01:29 ID:???
謎の向日葵仮面「――努力は辛い。 結果を得られるとは限らないのに、
人を苦しめ、ぬか喜びさせた上で絶望に叩き落とす、忌まわしきもの……。
人間は……いや、妖怪も花も全ても。 須らくが『自然』と生きるのが最善と言うのに」
リグル「謎の向日葵仮面、さん……?」
謎の向日葵仮面「……陵辱こそ、自然にのみ与えられし特権。
私は全てを等しく陵辱し――理に縛られたこの幻想郷をも陵辱し、自然と帰す為の義務がある……。
だからアンタは、悩まず黙って私と陵辱しなさい。 でないと、能力値吸い取るぞォ……?」
リグル「よ、良く分かんないけど怒ってるの、向日葵仮面さん……!?
ひょっとして、私がいつまで経ってもウジウジしてるから?」
謎の向日葵仮面「私はいつでも怒ってるわァ。 ――およそ、この世全てのモノに対してね」
――それはリグルへの激励と言うよりは、謎の向日葵仮面自身への戒めに近い物だった。
彼女は、リグルを涙させる今の幻想郷に対して怒り、そして義務感を募らせていた。
自分が、なんとかしなくては。 ……自分が、全てを陵辱し尽くさなければ、と。
謎の向日葵仮面「私は幻想郷の秩序にも、富や名誉にも興味は無い。
ただ私は陵辱するだけ……。 まるで、自然が齎す災害そのもののように。
――クソガキ、覚えておきなさい。
世の中には、努力だとか小手先の努力だけでは、どうにもならない限界ある事と。
そして、受け入れなさい。 どうにもならない、貴女に与えられた、貴女自身の自然を……」
リグル「私自身の、自然。 けどそれって、どうすれば……? 結局、諦めちゃうって事……?」
謎の向日葵仮面「私はガキのお守は趣味じゃないわ。
後は自分で考えなさい。 さもなくばぶっ殺すぞぉ……!?」
リグル「う、うん……ごめんなさい(っていうか、陵辱って『超強い』って意味だった筈なのに、
謎の向日葵仮面さんの話だと、どこかかみ合わないような……)」
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0ch BBS 2007-01-24