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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】


[272]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 00:01:03 ID:g1Jmd+K+
ポツ……ポツ……

パチュリー「……あら、面倒ね。 レミィを連れて来なくて良かったわ」

鈴仙達が布陣に付き、間もなく後半が始まろうとする時。
パチュリーは振りだした雨に辟易としつつ、小悪魔に傘をさして貰いながら、
暇つぶしに持ちこんだスポーツ雑誌をペラペラとめくっていた。

小悪魔「何の雑誌ですか、それ。 サッカーじゃなさそうですけど」

パチュリー「……他のスポーツの知識も、上手く応用すればサッカーに役立てる事が出来るからね。
ちなみに今私が読んでいる雑誌はブリッツボールに関するものよ」

小悪魔「ぶ、ぶり……? 何ですか、それ?」

パチュリー「大まかな動きは水球や――それこそサッカーにも似ている。
だけど、フィールドがプールのように平面では無く、球形になっているのが特徴かしらね。
今日は幻想郷きっての名門チーム・霧の湖エイブスの特集だったのだけれど、そもそもこのチームは……」

パチュリーが色々と『ぶりっつぼーる』とやらの蘊蓄を語るのを聞き流しながら、小悪魔は興味本位で雑誌に目を落とす。
どうやらパチュリーの説明通り、このスポーツはサッカーに似ているようである。
良く分からない各選手(競技の都合上か妖怪魚や河童等、妖怪選手が多い)の評価を斜め読みしている内に……。

小悪魔「あれっ」

小悪魔は、とある選手の写真と――その選手に対する評価に大きく興味を向ける。

パチュリー「……どうしたの。 この私の大いなる叡智よりも優れた情報でも見つかった?」

小悪魔「いえ。 なんかこの子、雑魚妖怪チームの選手と似てるなぁと思いまして」


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