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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[273]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/07/17(木) 00:02:09 ID:g1Jmd+K+
パチュリー「ああ……この子ね。 霧の湖エイブスのエースの。
彼女は本当にすごいのよ。 父親も有名なブリッツ選手だったんだけど、
この子もやっぱり才能があったのかメキメキと実力を伸ばして、それでね……」
――話を遮られたパチュリーは一瞬不機嫌になるも、
しかしその直後には新たな話題に対して饒舌となっていた。
知識の魔女にとっては、内容がどうであれ、何かを語る事が出来ればそれで既に幸福なのである。
ポツ……ポツ……。 ――ザアアアアアアアアアッ!!
小悪魔「うわっ、雨が強くなってきました! パチュリー様、本が濡れてしまうので片付けます!」
パチュリー「……任せたわ」
それゆえに、暗雲がいよいよ激しい雷雨となって襲いかかり。
パチュリーの本を濡らしかけた際には、彼女は不機嫌さを隠す事は出来ない。
折角の語りに文字通り水を差されたように感じたパチュリーは、
霧の湖エイブスのエースについて、それ以上小悪魔に語って聞かせる事は無かった。
小悪魔「(うーん。 やっぱり、エースの人魚の子って……)」
物惜しげに、小悪魔は防水性のバッグに詰めた雑誌の1ページをペラリとめくる。
『彼女』について、そこにはこんな記載がなされていた。
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0ch BBS 2007-01-24