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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[672]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/07/29(火) 23:32:19 ID:???
ウサギE「うぉああああああああああ!!」
わかさぎ姫「ちょ、ちょっと!? 幾らなんでもそこまで叫ばなくても……って、あれっ!?」
ウサギE「……――雨が降り出した時、まるで廃人のように狂い臥していました貴女にだけは、
そう云われたくありませんわ」
実況「――ああ〜!! これは超ファインプレー!!
わかさぎ姫選手の決死の突撃が……なんと、名もなきウサギE選手のボールキープにより、
呆気なく受け流されてしまう!
これは必殺の尾びれタックルを使わなかったわかさぎ姫選手のミスもありますが、
それを差し引いてもウサギE選手、窮地を凌いだ超超好プレーです!」
慧音「(もしもここで奪われていては、あのわかさぎ姫のミドルシュートが飛んでいただろう。
そうなると、また再び姫君は先程のような連続攻撃を受けていた。
さっきはまだ余裕があったろうが――2度目はどうなるか分からない。
今のプレーは、間違い無くこの試合の趨勢を決する物になるだろうな……)」
――試合は、慧音の予測する通りとなった。
最後の気力でボールを前に運んだ雑魚妖怪チームに、もはやこれ以上の逆転の術は残されてはいなかった。
ただ、それでも彼女達は試合が終了するまで、必死に走り続けていた。
皆と楽しみ強くなるため。陵辱するため。自分の歌を聞いて貰うため。腹ごなしをするため。
皆とサッカーをやりたかったため。有名になって『オリキャラ』という云われなき罵倒を覆すため。
ブリッツボールの優位性を証明するため。主人に命令されたため。
彼女達は、それぞれバラバラである自分達の目的の為に向かって、最後まであきらめない。
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0ch BBS 2007-01-24