※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】


[714]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:08:34 ID:iEK5T3wo
てゐ「……まぁようするに、Eちゃんは『名前』を背負う事で、責任も一緒に背負えるような大人になりたい、って事さ。
もちろん、「名前なんて飾りだよ、本質はキミ自身がうんたらかんたら……」って議論もあるだろうけど、
そんな事はどうでも良いんだ、重要じゃない。
いちばん大事なのは、Eちゃん自身が『名前を得たい!』……と思ってる意思そのものなんだからね。
そして私はEの意思に対してイエスと言った。 鈴仙、アンタはどうするの?」

鈴仙「(Eちゃん、私の知らない所でそんなに色々考えてたのね……)
――それは勿論、私だっててゐと同じよ。
Eちゃん、それが貴女の望む事と言うならば、私は止めないわ」

――ここまで言われた上で、ノーと言える筈が無かった。
佳歩の時と違い、鈴仙はウサギEとは主従関係やそれに基づく信頼関係はあるとはいえ、
深い交流がある訳では無かった。
しかし、ウサギEが兎達の誰よりも強い意志の力を持ち、
そして兎達の誰よりも聡明である事は鈴仙も重々承知していたし、
そんな彼女が、強い意志を持ってこれまでの枠を超えたいと言うのならば、
鈴仙にはもはや介入の余地などない。

ウサギE「鈴仙さま…………!」

鈴仙が永琳のように重々しくそうウサギEに告げると、ウサギEの顔は俄かに明るくなる。
彼女の強さは、しっかりと鈴仙やてゐにも伝わっていた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24