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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[766]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/04(月) 22:58:41 ID:zH0wHXOk
――と、仕方なく竹林に山の麓を闊歩する10人が、
そんなこんなで、入口に聳える蛇と蛙の像が立派なモリヤスタジアムに着くと、
まずはスタジアム中にぎっしりと詰まった、よりどりみどりの人間と妖怪達に目を奪われてしまう。
佳歩「わぁあっ……! やっぱり、人里サッカーコートよりも、ずっと大きい!」
てゐ「なんでも最大一万人の人妖が収容出来るらしいからね〜」
パスカル「一万人……? 正直、あんまり大したことの無い、貧乏な地方スタジアムの印象を受けてしまうが」
鈴仙「まぁ、幻想郷は狭いから。 一万人でも、多分妖怪と人間を合わせた人口の、
おおよそ七、八割位にはなるんじゃないかしら……」
――妖怪の山・モリヤスタジアムは、鈴仙も数度訪れた事がある。
山の軍神が大金をはたいて建造したこのスタジアムは、
あくまで草サッカーの延長にある人里のサッカーコートとは違い、
小規模ではありながらも本格的な高級スタジアムとして名を馳せているらしい。
鈴仙「……前に試合を見に来た時も、同じ組み合わせだったわね」
そして、このスタジアムではかつても妖精大連合対妖怪の山FCとの
練習試合が催されていた事を鈴仙は思い出す。
その時、妖怪の山FCは3−0の大差を付けて圧勝していたが…今はどうなるだろうか。
鈴仙「(あの時は大変だったよねぇ……。 ヒューガーが出て来て、
お寺のネズミに助っ人を頼まれて。 今ではもう、すっかり良い思い出だけど)」
結果的には色々な出会いを齎してくれたここ妖怪の山・モリヤスタジアムに、
幾ばくかの感謝を籠めながら、鈴仙はスタジアムの一席に腰掛ける。
試合開始までは、まだ少々時間がありそうだった。
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0ch BBS 2007-01-24