※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[818]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/06(水) 23:41:03 ID:???
B:「妖怪の山FCの辛勝でしょうね。 実力差は埋まりがたいけど、妖精大連合も結構踏ん張ってくると思うわ」
鈴仙「――妖怪の山FCが勝つでしょうけど……辛勝な感じがするわね。
妖精大連合は確かに実力的には妖怪の山FCに大きく劣るかもしれないけど、
実際にあの子達と試合をした上で感じたの。
少なくとも、彼女達の精神力は一流にそう負けていない……ってね」
もう半年前位になるだろうか、妖精大連合のリーダー・氷の妖精チルノが
はるばる永遠亭の戸を叩き、堂々と宣戦布告してきた日を思い出す。
「天才永琳に頼り切りのチームに負けはしない」と啖呵を切り、実際の試合でも最後まで堂々と戦った彼女達であったが、
その結果は永琳抜きで5−1の圧勝。(奇しくも、つい先程の雑魚妖怪チームとの対戦と同じスコアである)
彼女達の能力は、悲しい事に全幻想郷では最下位クラスであったがために、折角の信念が結果に結びつかない。
パスカル「……つまり。 もしもこの半年で彼女達が成長し、技術的に一流。
――とは言わずとも、せめて妖怪の山FCの中堅選手と渡り合えるレベルにまで成長していたら、
残りの実力差を充分に覆し得る。 レイセンは、そう予測した訳か」
鈴仙「まあね。 ――とはいえ、主体性ばかりで協調性が無い妖精達が、
こうも短期間でグンと実力を伸ばせるか疑問でもあるし。
正直、5−0とか5−1とかで妖怪の山FCが圧勝……とかも充分あり得ると思ってるけどね」
パスカル「ふむふむ。 ……よし、レイセンがそう言うなら、俺は敢えて妖精大連合の辛勝に賭けてみようか。
それで、勝った方は負けた方に
牛乳
でも奢るとか、そんな感じにしよう」
鈴仙「――む。 何それ、結局賭けじゃないの」
パスカル「取り合えずはそう言っておいた方が、緊張感が出るだろう?
どうしても嫌だったら……そうだな、それはその時考えれば良い」
鈴仙「まあ、別にその位いいけどさ……」
打ち解けた会話に安心感を覚えつつも、何だか狐につまされたような感覚が抜けない。そんな感じの鈴仙だった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24