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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[845]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/07(木) 23:28:40 ID:P/+ytGmU
チルノの呼びかけに応じて大妖精は目を開き、足元に置いたボールを蹴りだした。
ポーンッ。 タッ。 タタタタタタッ………………!!
ただし、それは自分のすぐ目の前に向かってだった。
大妖精は次に、その目の前に転がったボールを更に前に蹴りだしていく。
その動きはフィードというよりも、スローイングというよりも、ミスキックというよりも。
鈴仙「えっ……? ど、ドリブルしてる……??」
佳歩「ご、GKなのにですか……!?」
パスカル「う、嘘だろ……? 幻想郷にも、あんなファンタスティックなプレーをする奴がいるってのか!?」
大妖精の見せたその動きについて、最も詳しいのパスカルだった。
彼自身この目で見たことのある、そのプレーは、間違いなく――。
実況「えっ……!? え〜〜〜〜〜っと…………!
こ、これは……! これは大妖精選手、大胆な『オーバーラップ』です……!!
射命丸選手と反町選手が呆気に取られて動けていない隙を装い、
大妖精選手、中盤で堂々とボールをキープしている〜〜〜〜〜〜!?」
観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」「なんだこのプレー!?」
「げ、幻想郷では常識に囚われてはいけないのか!?」「でも大丈夫なのか?」
来生「フフフ、この俺様が森崎を見て思いついた戦術。
名付けて「モロサキ殺法」が見事に炸裂しているようだな!」
――まさかあの来生に戦法を参考にされていた事など森崎は知る由もないが、
実際この局面において大妖精のオーバーラップは、奇襲以上に役割を果たしていた。
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0ch BBS 2007-01-24