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セクハラ艦娘をプロデュースチョコレート工場のイ級
[855]◆2pV1gRdG.o
:2014/08/15(金) 00:49:19 ID:???
提督「歩みを止めたくない…とそんなに早く航行されては、私が追いつけないだろう。
艦隊は速度が合わないと話にならない。私に合わせてくれても…」
女性士官「ふん……速い者に合わせてもらおうという根性が気に入らん。
提督、艦隊の速度を合わせたいのであれば貴官が私に着いてこい。
艦は機関が出せる以上の速力は出せないが、人間はそうではないだろう」
一瞬見せた脆さはどこかへ消え、いつものような辛辣な棘が私に突き刺さる。
これでこそ女性士官殿、という気もしなくもない。
女性士官「……まあ、こんな戯けた催しを喜んで開いている貴官では、難しいだろうがな。
さて、私の夕食は終わりだ。さっさと戻らせてもらおう」
提督「待っ…」
陸奥「言いたい放題言って、それではいサヨナラ?随分と偉そうじゃない」
去ろうとしたオペレーターの目の前に、私を探しに来たのか陸奥が不機嫌そうな表情で仁王立ちしている。
いつぞやのように、二人の間に流れる空気は剣呑。
時間は全く二人の見解の相違を解決してくれなかったようだ。
陸奥「…さっ、提督。皆のところに戻りましょ?主役が不在じゃ、盛り上がりもイマイチなんだから」
提督「あ、ああ…。そうだな」
女性士官「ふん。腑抜けていろ。貴様らの軟弱さがどれほどのものか、深海の連中が教えてくれるだろうさ」
声を掛けようとしたが、口が開かなかった。
彼女の歩みの速さには、私は追いつけない。今しがた自分で言ったように。
その苛烈な考えは私にはわからないし、彼女は全く妥協するつもりはない。
……平行線だな、と妙に冷静に感想が浮かぶ。
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0ch BBS 2007-01-24