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【監督休業】ご愁傷様若林くん9【スカウト復業】
[787]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI
:2014/11/06(木) 23:14:20 ID:???
青娥「『成果』を確認して帰りましょうかね……ってあらっ!?ない!無くなっているわ」
もしかして……じゃなくて、ほぼ確実にやられたみたいだわ。」
青娥が出てきた墓を再度視認すると、石に刻まれていた文字は形もなかった。
結局、残ったのは真実を黒で塗りつぶした名も無き墓であり、
青娥「誰かに消されている……いえ取り替えたの方が相応しいかしら?
落ちてるものは貰う主義だから拾っておこうと思ったのにな〜。」
青蛾「となれば追求したいのは誰かってことだけども……。
まずその場にいた『虎』さんは隠れて何か出来るタイプじゃないし……。
勝手気ままな鵺は頼られてもやる訳がない……。
青蛾「やっぱり『狸』に縋り付いた線が一番打倒かな。
それにしても……こうも私が振り回されるなんて楽しい世の中になったのね。」
先ほど腰かけていた墓石に向き直ると石を両手で掴んだ。
いや掴んだと云う言葉には相応しくなかった。なぜなら触れた瞬間、見えたのは粉微塵と化した墓石。
バラララララララッ!ドシャアアアアアアアアッ!
青蛾「―――切り替えていきましょ!『道化』が憎しみ・恨みを持ってば、只の愚者よ。
私が楽しめば世界を楽しくなる、それでこそ『道化』として振る舞える。」
粉塵が落ち切る頃には彼女の姿はどこにもなく、まさしく仙人の如く霧の様に消えていった。
彼女の進むべき道を切り開くために、暗躍していくのかもしれない。
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0ch BBS 2007-01-24