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【監督休業】ご愁傷様若林くん9【スカウト復業】


[890]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2014/12/16(火) 20:40:46 ID:???
★庭→ スペード9 ★
スペード・クラブなら「風の音か……」

若林「……」

見つめる先にはただの草木が生えているだけで誰も何も存在しなかった。
風が流れて、転がる木の破片が若林の足下へ転がるだけだった。

若林「流石に敏にすぎたってとこかな……存外に自分は気が立ってるらしい
    いたとしてきっと野生の動物か名無しの妖怪程度だろう……」

再度冷たい強風が吹き、若林の衣服が強くなびく。
冷え切った体は部屋に戻りたいと震わせていた。

若林「―――そろそろ体も冷え始めてきた……温かいものでも貰いにいこうかな」

食堂を目指して屋敷に早足に歩いていく若林。
既に広大な庭から気は離れていて、頭は熱を求めていた。

??「・・・」

そして当然何者かが木陰から若林を見つめる視線に気づく事はなかった。


0ch BBS 2007-01-24