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【監督休業】ご愁傷様若林くん9【スカウト復業】


[984]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2014/12/31(水) 19:02:47 ID:???
笑みを零すレミィにパチュリーは大きなため息をつく。
散々振り回されている紅魔館の住民だがその尊大なもの言いに誰もが心の中でため息がつく。
中でも旧知の友人であるパチュリーだけが真っ正面から呆れられるだ

パチェ「―――それでレミィはどうするの?
     そろそろ儀式を試行するのだけれども見ていくつもり」

レミ「勿論、客人がお越しになるのなら出迎えるのが当主の役目でしょ
   咲夜!お招きするお客様に『普通』の紅茶を用意しなさい!」

咲夜「―――ただ今用意にかかります、失礼させていただきます」

ペコっと頭を下げたかとパチュリーの視界から咲夜の姿は消えていた。
その時ちらりと首にフックでも食い込まされた後の様な穴が見えた。

パチェ「だいぶ痛めつけたみたいね……もう少し優しくしてあげたらどう。
    この調子じゃ 紅魔館の縁の下の力持ちを壊したら大変よ。
   他にない程広大な紅魔館の整備を彼女が担ってるのよ、分かってる?」

レミィ「あら甘いのね、パチェったら……
   でもこれでいいのよ、私と咲夜の関係はこんなものよ」

またしても小さくため息をつくとパチュリーの手は止まっていた。
自身知らぬ間に床に刻んでいた召喚の魔法陣が完成していたようだ
地面にかがんでいた体を起こして、怪しげな色した液体の入った瓶を手に取る。

パチェ「―――そうね、余計な事に首を突っ込むんじゃなかったわ
    それじゃあそろそろいくわよ」

パチュリーが陣に瓶を傾けると中央にある紅い方陣が目が眩む程輝く
それに呼応するかの如く蒼、碧、黄の小さな方陣はポッと輝き始める。
黙々と白い煙の中に数人の人影が現れた。



0ch BBS 2007-01-24