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【迷将】ミサト監督の挑戦4【対決】


[604]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2015/06/08(月) 21:15:11 ID:???
B 毒を食らわば皿まで。

ミサトは着席すると、紗亜達の次の言葉を待った。
紗亜はブラスターを降ろし、我留間は安堵する。我留間は、紗亜の経歴を掻い摘んで説明した。
璽音公国は、元々民主主義の国だった。
紗亜の父、璽音図夢大君が首相を務めていたが、力をつけた出唫が暗殺した(実際は病死)。
力をつけた出唫は、大君の遺志を継ぐ為に民主主義では弱く、君主制を取った。
大君の遺志とは、璽音国の連邦からの独立。民主主義制を敷いていては、問題があり過ぎる。
出唫は優れた統治者であり、璽音は力をつけたが、それは疑煉達にも大権を与える結果となった。
紗亜は復讐の為に我留間に近づいたが、我留間の誠実さに胸を打たれ、出唫と話し合いをする機会があった。
出唫は紗亜にブラスターを与え、自らを撃つよう指示したが、紗亜は
「亡き父の遺志に従い、璽音の独立までは協力する」と言い、我留間の親友としての道を選んだ。
結果として璽音は独立し、我留間はサッカー選手の道に。
そして紗亜は、立憲君主制を念頭に置く政治家となった。
出唫としては退位したかったが、独立直後という事もあり、基盤が必要との理由で、璽音公国の初代国王となった。
紗亜が民主主義を目指す政治家とならなかった理由は、大君の死因が病死であり、
出唫が仮に父を暗殺したとしても、出唫に得るものが少な過ぎたからだ。
なので、立憲君主制を取る事にした。
君主は、国の象徴。重要事項は議会が決める。そこまで国が成熟すれば、連邦とて手出しは出来ない。
それが紗亜の目標であり、我留間の夢だ。
ミサト「(紗亜にしてみると、この時の王は我留間であって欲しいはず。)」
出唫は兎も角、疑煉、鬼死裏亜は邪魔者でしかないだろう。
怒図留は、説得に応じるかも知れないが…それ相応の力が無くては彼も納得はすまい。
ミサト「(なら、何故我留間はサッカーをするのか。)」
恐らくは、紗亜の勧めだろう。
紗亜も我留間や妹に見せたくないのだ。

自らが、畜生道に堕ちる姿を。

目的の為なら、泥を被る。父・大君の生き方を紗亜は理想とした。
…どこかのロリコンに見習わせたい、本当にモチーフ同じか、と思われるような生き方である。


0ch BBS 2007-01-24