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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[155]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/16(土) 22:39:09 ID:???
来生「人聞きの悪い事言うなよなー反町。
俺様だって、『信頼できる仲間』だったら、ボールくらい渡すさ。 ――な、大ちゃん?」
大妖精「き、来生さん……!(この人は、私達のことをそうまで……!)――は、はいっ!」
来生にとって妖精達は、自分と同じ価値観を持ち、本当に対等な感覚で話せる始めての相手だった。
勿論、外の世界でも滝や井沢のような親友は居るし、彼らと一緒に居る事が楽しく無かった訳がない。
しかしやはり、彼らと自分とは、どこかが「違う」。何かが「ズレて」いる。
来生はこれまでの人生で、自分は他人とは大きく違う感性を持っていると無意識に自覚し。
何時も笑いながらもその心の中で、そのズレによる痛みに苦しんでいた。
来生「(どうしてオトナにはおべっかしないといけねーんだ? どうしてイヤなのに勉強や練習しないといけねーんだ?
どうしてお金なんて紙っ切れに皆が群がるんだ? どうして皆、イヤな事をニコニコ笑って仕事してるんだ?
――誰に聞いても、滝や井沢に聞いても納得でき無かった俺の疑問に、
あいつらは笑って『そんなん意味ないよ!』……って、頷いてくれてた!
俺は人間だけど、あいつらと同じだ! だから、俺も、あいつらと同じようになるって、そう決めたんだ!)」
――妖精達は、自分の才能を認めてくれる。妖精達は、自分と一緒に心から笑ってくれる。
そう考えていたからこそ、彼女達が外の世界にいた『友達』のように大人(紫)にこびへつらい、
ヘルナンデスの加入を認めた時は心底腹が立った。
でも、その事を受け入れても尚決して自信を喪失しなかった彼女達には再び共感を覚えていた。
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0ch BBS 2007-01-24