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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[343]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/24(日) 01:43:01 ID:W39xBQb6
D:「ホラホラ、深呼吸して深呼吸。 そんなんじゃあ緊張で死んじゃうわよ?」軽く茶化した風に。
鈴仙「(……妖夢は真面目だけど、その分色々と考え込み過ぎて突っ走るというか、
色々と悩んだりするタイプだからね……って、私も人の事あんまし言えないけど)」
幸いにも鈴仙は、妖夢のような考え方をする知人を他にも知っていたし、
何より妖夢程では無いが比較的生真面目な性格と自負のある鈴仙は、
彼女の悩みや焦りについて、幾らか心当たりもあった。
鈴仙「(要するに妖夢は、昔の―――パスカル君や中山さんと会う前の私みたいな状態……なんだと思う。
常に漠然とした不安とか無力感。 優秀な他者への劣等感が消えなくって、でも日々の忙しさに努力を怠って。
妖夢の場合は私と違って本当に真面目だから、努力を怠るって事はないでしょうけど。
それがまた悪い方に働いちゃって、頑張っても頑張っても報われない状態。
自分の目指す方向性が良く分からなくって、色々と混線している状態にいるような。 そんな気がする)」
それ故に、妖夢の悩みを分析する事自体については、鈴仙にとってそう難しい作業では無かった。
しかし、それを分析したからと言って、試合前のこの短時間にそれをありのままに話す訳にはいかない。
鈴仙はメンタルカウンセラーでは無く、あくまで妖夢の一友人にしか過ぎないのである。
そのため鈴仙は、敢えて妖夢の深い心理を掘り下げる事もせず、だからと言って無責任で上から目線の助言を行う事もせず。
鈴仙「ホラホラ、深呼吸して深呼吸。 そんなんじゃあ緊張で死んじゃうわよ?」
――と。あくまで友人として妖夢の緊張を指摘し、それ以上は突っ込まないことにした。
無暗な詮索は、妖夢の剣士としての高いプライドを損ねる事になると考えたからだ。
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0ch BBS 2007-01-24