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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】


[357]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 17:52:08 ID:???
★深呼吸→ クラブQ ★
クラブ→妖夢「……そんなんじゃない。 深呼吸なんかで、私の悩みは解けないよ…」鈴仙「(あれっ? 余計に落ち込んじゃった?)」

妖夢は鈴仙のアドバイスを聞くと乾いた笑みを浮かべ、そうしてスウと大きく息を吸いはしたのだが……。
そこから出る息はゆったりとした深呼吸というよりは、さっきよりも格段に大きいため息と表現する方が適切だった。
妖夢は俯いた様子でかぶりを振って、掠れたような声で弱弱しくこう独りごちる。

妖夢「……そんなんじゃない。 深呼吸なんかで、私の悩みは解けないよ…」

そう微かに言い放った妖夢の瞳は、綺麗に切りそろえられた前髪のせいで鈴仙には見えない。
しかし、妖夢は余計にその落ち込みを深めたような、そんな様子が伺える。
それでも、妖夢は自分のこうした態度が鈴仙にとって失礼であると理解していたために、
勢い良く力を振り絞って鈴仙の赤い瞳を見つめながら、鈴仙にお礼を告げた。

妖夢「……ごめんね、折角来てもらったのにこんな様子で。 差し入れのライフガード、本当にありがとう。
私がこの飲み物好きだって、鈴仙は覚えててくれたんだ」

鈴仙「うん、まあね……。 試合前は妖夢、いつもコレ飲んでたような気がしてたし」

鈴仙は曖昧に頷き返しながら、かつて――もう1年も前になるだろうか――、
妖夢とコンビを組んでチームを組んでいた時の事を思い出す。
自分は永琳から、妖夢は幽々子から放り出されて急造チームを組み、幻想郷の並み居る強敵と戦い、
最後には永琳と幽々子の連合チームを相手取って試合を行っていた事を。
そしてその際に仲良くなった妖夢は、鈴仙にとって、始めての永遠亭の外の友達だった。
だからこそ、今こうして落ち込んでいる妖夢を何とか助けてあげたい。 鈴仙はそう思っていたのだが……。

鈴仙「(――私じゃあ、妖夢を助けてあげられないのかな)」


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