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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】


[371]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 22:29:47 ID:???
              そう言うと勇儀はその右脚で……大きく、大地を踏みつけた。
        すると大地は、勇儀によるあまりの圧力に耐えかねてその振動を周囲に伝える。
             天地創世が再びこの場で行われているかの如き鳴動が生じるが、
                  しかし勇儀の進撃はそれだけでは止まらない。

                         勇儀「二歩……!!」

          バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッツ!!
                 ビュウウウウウウウウウウウッ! ドゴォオオオオオッ!!
           ドドドドドドドドドドドド………! バギィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

        センターサークルに鎮座するボール目がけて、勇儀はその左脚を大きく天に奮う。
    すると天は、竜巻のような勇儀の一閃に応じて荒れ、空間に存在する有象無象を天高く吹き上げる。
   そして―――勇儀の左脚が地を突き穿ち、二度目の右脚がボールに向かって打ち下ろされる瞬間、
                周囲の人妖は皆恐怖した。 恐怖せざるを得なかった。

     鈴仙「(………ウソ……でしょ? あれが――あんなのが……『シュート』だ……って言うの!?)」

         永遠亭のウサギ達の皆が怯え泣き喚く中、鈴仙はこれまでに育てて来た勇気を胸に、
           恐る恐るではあるが、勇儀がその右脚をボールに打ち付ける瞬間を覗き込む。

                     勇儀「これで終わりだ……!!」

     フィールド全体が、いや、サッカーコート全体が鬼から放たれる圧力によって焼け野原と化していく。
       絶対的な力に対する恐怖の悲鳴をバックコーラスに、勇儀は無慈悲にも三歩目を踏み抜け。
             女の口から出されたものとは思えぬ重低音で、こう呟いた。

                勇儀「――『四天王奥義・三歩必殺』…………!!」

                           カ  ッ!!


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0ch BBS 2007-01-24