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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[43]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/15(金) 00:01:17 ID:???
目先の勝利よりも、もっと大事な理念を大事にするべき。
そう言った意味では来生の言い分は正統性があったが……。
しかし、彼の考え方は妖精達を納得させるには至らない。
サニー「えーっ。 別に良いんじゃないの? それに……私達だって勝ちたいし」
――何故なら、今や妖精達は何よりも「勝ちたい」と願っていたからだ。
崇高な理念や理想も、実利的な勝利が伴わなければ意味を為さないし、何より、感情としても負けたくない。
そしてこの場において、来生の理想論よりも妖精達の切実な願いの方が説得力を伴っていた。
来生「……分かったよ。 だったら好きにしろよ。
――言っとくけど、俺は今キゲンが悪いから試合に出ないからな」
コツ、コツ……ガチャン。
そんな妖精達の雰囲気を感じ取った来生は、不機嫌そうに席を立ち、控室から退席しようとする。
その表情には、信じていた者に裏切られた時のような憂いも帯びていた。
チルノ「……キスギ、ごめん」
そして、自分の信念の強さを頑なに信じてくれていた事を知ったチルノは、
まるで親友とケンカをした後のような泣きそうな表情を浮かべて、ポツリと呟く。
大妖精「……チルノちゃんは、決して間違っていないよ。
だから、カントク……来生さんとも、絶対に仲直り出来るから……ね?」
チルノ「……ん、ごめん……」
大妖精「らしくないよ……! ごめんって言うのやめよ、チルノちゃん?
チルノちゃんは最強なんだよ? こんな所でクヨクヨしてちゃ駄目なんだから」
チルノ「……うん」
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