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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[498]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/30(土) 02:04:47 ID:wrpXZILc
橙「(簡単だよ。 近づくとボールを刈り取られるなら……もう、この場でシュートを撃っちゃっていいんだ!)
……メルランさんっ!」
バコッ……!
メルラン「あれ〜? い、良いのかしら〜〜〜!? こんな簡単にボール貰って!」
――それならば、いっその事割り切って、最初からさとりやこいしの能力の範囲外を狙い、
そこからシュートを決めていけば良いのではないか……と。
それを確かめるべく、橙は今にもシュートを撃ちたそうにしていたメルランにボールを渡す。
するとメルランは予想した通り、ただでさえ高いテンションをより高く跳ね上げて……!
メルラン「ようし、『ネオ・ファンタズム』」〜〜〜!!」
グワアアアアアアッ……!
バッ……ゴォオオオオオオオオオオオオオン!!
――ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルッ!!
さとり「させません……っ!」
――バッ!……バチイイッ!!
さとり「くうっ…!(なんて事。 また、ねじ込みに……!!)」
ヤマメとキスメのブロックを潜り抜けたこの必殺シュートは、
30メートルの距離が離れていてもなお、その威力のほとんどを保ち続けてさとりへと迫っていたが。
さとりはこのシュートをパンチングで前方へと押し出す事に成功していた。
そして、その体勢を少しだけ崩しながらも……さとりは確信する。
今は苦しい状況だが、ここを乗り切れば、前半を1点で折り返す事が出来る……と。
彼女は普段通りの静かな佇まいだけはそのままで、ダイレクトシュートに向かう妖夢をその三つの目で捉えた。
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0ch BBS 2007-01-24