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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】


[579]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/31(日) 22:57:42 ID:???
鈴仙「(どうしよう、妖夢が今にも倒れそうな目つきで歩いているけれど…!
今、私はそんな妖夢の所に行ってあげるべきなの?
行ってあげたとして、私は妖夢に何ていってあげるべきなの?
そして、それで―――妖夢は、立ち直れる事が出来るの……!?)」

試合の感想を口々に語り合うウサギ達の声が聞き取れない程に、
鈴仙の心もまた、今や穏やかではなかった。
あの純粋で生真面目で、誰よりも自分自身に対して厳しすぎる妖夢が、
この試合の結果を前向きに受け取れる筈がない。
しかし、今の自分が果たして、そんな妖夢をどうする事が出来るのかが分からない。

妖夢を助けてあげたい。しかし、そう思う事自体がおこがましいのではないか。
そうせめぎ合う二つの想いに苦しむ中、鈴仙の心を更に掻き立てる出来事が起きる。

スッ…

男「俺が見た地獄は、こんなもんじゃない……」

鈴仙「―――!?」

ボソボソと、要領の得ない事を口走る白髪の男。
まだ若いであろうにすっかりと老け込んだ、やつれた顔立ちからは鋭い眼光。
そしてそこから漂う異常なまでの負の波長に、鈴仙は思わず妖夢に対する思考を一時中断させてしまう程である。
そんな男が、鈴仙の前をまるで幽鬼のように横切って――地霊殿サブタレイニアンローゼスの控室へと歩いて行った。

鈴仙「(えっ、えっ……! 今の人……何!? まるで生きてるのに幽霊みたいな……!)」

――それはある意味、妖夢よりも興味深い存在であるかのように見えた。
それほどに、かの男が放つ存在感が尋常では無かったからである。

鈴仙「(――どうしよ。 あの男の様子も気になるけれど……!
やっぱり、私は妖夢の所に行ってあげたい……ああ、でも、それで私は妖夢に何を……!?)」


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0ch BBS 2007-01-24