※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】


[621]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:43:58 ID:???
そして、鈴仙はこの場で得られる情報はこれだけでは無いと確信していた。
何故なら、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーによる会話はまだ続いていたし、
矢車という男の進退についてもまだ明らかになっていない。
それに……鈴仙にはひとつ、気がかりな点があったからだ。

鈴仙「(――私がかつて、中山さんから外界のサッカーについて話を聞いた時も……。
『矢車』なんて名前の男、絶対に話題に上った事すら無かった!
もしも彼が実力者だっていうなら、あの中山さんが……!
外界の病院で入院中、朝から晩までずっとサッカーの勉強ばかりしていた中山さんが、知らない筈がないもの……!!)」

今は鈴仙の近くにはいない、中山が残してくれた知識。
それが地霊殿サブタレイニアンローゼスに隠された、真の謎の存在を示唆してくれる。
鈴仙は自身の判断に強い自信を持って、偵察を続ける事とした。


*****


さとり「……勇儀さん達が彼を訝しむという気持ちもわかりますし、
お燐や空。それにこいしが、彼の陰鬱な態度を嫌う気持ちもわかる。
――なんせ、私にはその全ての感情が読めるのだからね」

勇儀「ははっ、それは面白い自虐ネタだ。 まぁいちいち心を読まんでも、私はそれを否定せんし隠す気もないがね。
確かに加入に反対しないとは言ったが、こいつについてもうちょい知りたいってのが私の本音さ」

お燐「さとり様……(私は確かに、さとり様の夢を否定し拒絶するこいつが許せない。
そして何より……こいつは、さとり様にこんなにも愛されているのに、それすらも拒絶している。
あたいにとっちゃ、それが一番許せないよ……!)」

それは先程の会話の続き。自嘲気味におどけてみせるさとりの言葉に、
勇儀は本心をあらわに頷き、お燐は内心を渦巻かせて押し黙る。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24