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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[895]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/09/13(土) 21:39:56 ID:AnWPXtc2
永琳「……輝夜の言う通り。彼らの目的は、幻想郷の体制革新だけでは無い。
彼らは単純に、その販路を幻想郷にまで広げ。
また、幻想郷にある優れた技術をも自らの物にしたいと考えているでしょうね。
だからこそ、このプロジェクトが成功するまでは彼らの発言は信用出来るし――。
それによりプロジェクトが成功した暁には、それを望むヒューガーの発言力は、否応無しにも高まる。
こうしたストーリーが描けている以上、彼らは信頼出来るわ。
――恐らくは、先に彼らが命蓮寺に乗り込んだのも、その主目的はデパートの進出では無く。
幻想郷の下見と、『プロジェクト・カウンターハクレイ』候補生の、データ測定がメインだったのでしょうね。
……そして、ウドンゲ達の勝利により、彼らは確信したのでしょう。
『プロジェクト・カウンターハクレイ』には、一定以上の勝算がある、と」
鈴仙「そ、そんな……! そんな前から、私の知らない所で、計画が進行していたなんて……!」
ヒューガーの用意周到かつ大規模な計画を知り、鈴仙は思わず日向小次郎の大胆さと聡明さに恐怖した。
『幻想郷の革新』というイデオロギーを武器に彼は壮大なストーリーと強力な仲間を集める事に成功し。
そして実際に今、全ては彼の想定した通りに動いているのだから。
鈴仙「――と、いうことは。 師匠が外出していたのも、ひょっとしてヒューガーの依頼で……?」
永琳「その通り。 そこで第三極の妨害工作に遭ってしまって。 それで、私も消耗していたという訳よ」
輝夜「第三極――聖徳ホウリューズのメンツね。
彼女たちの目的は、私達と八雲紫の内乱に便乗して人心を掌握。
そして幻想郷を支配しちゃおうっていう事らしいわ。 ……まぁ、わかりやすい目的と言えばそうね」
永琳「彼女達は、我々や……恐らく八雲紫も想像が付かないペースで資金や人脈を工面していた。
だから、ある程度は恐れるべき存在ではあるけれど――今は、率先して叩きには行けないわね。
彼女達を潰すのに手間取っていて、肝心のチーム編成やスカウトが遅れていては本末転倒だもの。
……それに、仮に彼女たちが力を得ても。 恐らくは、全ての手を見せた八雲紫よりは脅威において劣るでしょうから」
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0ch BBS 2007-01-24