【神様仏様】私の巫女様Ⅷ【ポスト様】

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【神様仏様】私の巫女様Ⅷ【ポスト様】

[983]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/01/05(月) 01:12:23 ID:???
村澤
「パワー、筋肉、パワー、筋肉……」　ｶﾞｼｬ　ｶﾞｼｬ

彼は一年生の、村澤。
サッカー部員と言うよりは野球部員のような短髪黒髪に、
ガッチリと作りこまれた筋肉が特徴のディフェンダー。

姿を見る度に筋トレしている気がするが、俺が見てもボールタッチが硬い。
守備でも相手の動きを読む事がまだまだ下手で、パワーを活かせているとは到底言えない。
もっと命を見習って、より俊敏にかつ鋭く相手の意図を読んだプレーを学ぶべきだ――と伝えている。

村澤
「フッ、フッ……それにしても、しんどくないですか？」

ボランチくん
「何がだ？　命がここに居ない事か？」

村澤
（何言ってるんだこの先輩……）
「いや、違いますよ。　この部室、と言うかこのサッカー部って備品が少ないじゃないですか」

ボランチくん
「そうだな」

正確に言えば、サッカー用の備品が少なかったと言うべきか。
何故か置かれていた（修理する必要があった）自動麻雀卓や、空気を入れて膨らませるベッド。
マッサージ器やらアイマスクの遊具は纏めて有栖　桃子のオカルト研究部へ渡した。

テレビやブルーレイレコーダーがあったのは助かったが、サッカー用のトレーニング機材ははっきりと不足していた。
東邦学園とは比べることすらバカらしくなる程に。

前次写

0ch BBS 2007-01-24