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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
[147]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/09/15(月) 22:32:58 ID:oc6x5VvE
鈴仙「――あ、ありがとうございます! 突然の来訪だったというのに……」
さとり「いえいえ。 貴女の事はお燐から良く聞いていますから――と、そうですね。
灼熱地獄跡にはお燐も案内させましょうか。 ――お燐、居るんでしょう?」
さとりはお燐の名前を呼ぶと、いつの間にか陰に隠れていた黒猫が飛び出し、見る見るうちに人の姿を取り――。
お燐「にゃ〜い。 わっかりました、さとり様! よろしくね、病院のお姉さんっ!」
何とも元気な笑顔で、いつも通り鈴仙に馴れ馴れしく猫のようにすり寄って来る。
こうしてみると、お燐の様子はいつもと変わりないようだった。
さとり「――旧灼熱地獄跡は地霊殿の中庭、薔薇園を抜けた先にあります。
取りあえず今日は、少し様子だけでも見て行っては如何ですか?」
鈴仙「は、はい。 感謝します」
――心を読まれているせいか、いやにとんとん拍子で話が進む事に鈴仙は困惑しつつも、
まるで彼氏との初デートの時のように嬉しそうな笑顔で袖を引っ張るお燐に連れられて、
鈴仙は旧灼熱地獄跡のある中庭へと向かうのだった。
*****
鈴仙「深い穴を抜けて地底にやって来たと思ったら、そこにはまた更に深い穴があったなんてね……」
赤青黄色と色とりどりの薔薇が咲き誇る地霊殿の庭園を通り過ぎたすぐ先に、ポッカリとその大穴は空いていた。
地底への入り口だった幻想風穴では強い風が吹いていたように、この大穴からは強い熱気を感じる。
確かにこの穴こそが、地霊殿の地下に広がる、広大な灼熱地獄跡への入り口で間違いないようだった。
お燐は頼まれてもいないのに、灼熱地獄跡の概略と探索のルールについて話し出す。
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0ch BBS 2007-01-24