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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[233]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/17(水) 23:53:42 ID:wDL6H4yY
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そうしてやって来たのは、命蓮寺の裏庭に作られたサッカーコート。
見ると、説明通りに佳歩やつかさを含む永遠亭のウサギ達が、
他の参加者であろう子どもの人妖と混じってサッカーをしているようだった。

白蓮「保護者の皆さま、良く来てくださいました。 ……みんな、楽しそうにサッカーをしていますよ」

審判を兼任する白蓮が保護者の一同に軽く礼をする。
白蓮の言葉に嘘は無く、子供たちはサッカーコートを元気に駆けまわっている。

鈴仙「(佳歩は緊張でコチコチになってないかしら…? Bちゃんは……まぁ、あの子は器用だから大丈夫かしら。
Dちゃんは一番心配ね。 つかさと違うチームとかで泣いてないかなぁ…?
つかさはしっかりしてそうだけど、しっかりし過ぎて逆に浮いていたらどうしよう……!?
――とか、地味に心配してたけど……。 どうやら、白蓮さんの教えが上手かったようで、大丈夫そうね)」

その光景は、ウサギ達が馴染めていないか心配していた鈴仙を大いにホッとさせてくれる。
ふと周囲を見れば、どの保護者も自分の息子だか娘だか年下の友人だとかを見て、
鈴仙と同じようにホッとしている様子であるため、やはり親というものが考える事は、どこも同じなのだろう。

鈴仙「(私は親じゃないけどね……っと、ふむふむ。
――でも、確かにみんなにも白蓮さんのコーチング成果が出ているようね)」

そして鈴仙は次に、ウサギ達の実力の向上を見る事が出来た。
無論、永遠亭ルナティックスの立派な選手として日々練習している彼女たちは、
野良の妖怪・妖精や、遊びの延長でサッカーをしている人間の子ども達と比べると――やはり非常に上手い。
それが具体的にどのくらいの差であるかと言うと――。


0ch BBS 2007-01-24